中国製造田宮製品複写的小四駆(其四)


マシンギャラリーなどでお世話になっているカッチャンさんから、珍しいものを頂きました。
近所のお店で購入したという、中国製ミニ四駆です。

 まずはボックスの画像です
  
頂いたのは、キラキラ光るボックスに入った、マグナムセイバー・ビートマグナム・マックスブレイカーの3車種です。
中国語名はこんな感じです(^^)
 MODELKING 4WD 模王四駆 シリーズ
 ・マグナムセイバー → 衝鋒戦神
 ・ビートマグナム → 新型衝鋒号
 ・マックスブレイカー → 破壊大王

英語のロゴでは、マグナムだけMがHになって、HAGNUH SABER になっています、、、

「小白龍」ブランドの、「廣東小白龍玩具實業有限公司」の製品。
「紙・プラ」のリサイクル識別シールが追加で貼ってあります。
日本で売っていたとは言え、日本輸出用という訳でもないのでしょうに、、、
箱は、こんなシールで封がしてあります。
「日本品質」「優質正貨」とあります。
日本メーカーとの提携商品であるかのように装っているのでしょう。


タミヤの箱そっくりに、立派な解説文が印刷されています。
よく見ますと、意味不明の単語や、「ギャル語」の連発です。

 フルカゥルタブのボディ。
 フーパーTZツヤーツのツヤフトドライブ。
 ゴムリソゲつきガイドローラーをフロソトに装備。
 大径ヮィドしシドタイプのホイール。
 強度の高ぃせミモノコツク構造のツヤーッ。

説明書もそうですが、日本語を知らない人が見た目で字を選んで版を作ったのでしょう。
上の画像では、ビートマグナムとマックスブレイカーには、それぞれスーパーTZ、スーパーXとあります。

こちらの面では、3機種それぞれに、SUPER?孔、SUPER TZ、SUPER力士シャーシ。
力士シャーシなんて、強そうでちょっと良いかも、、、
さて中身はどうでしょう
代表で、マックスブレイカーです。
モーターとドライバー付きです。
あれ?ボックスには電池付きとありましたが、、、

成型自体は、以前入手した物よりは、かなりキレイに見えます。
ですが、、、
シャフト取り付け部のセンターは、明らかにずれています。
ボディの裏側には、汚れがにじんでいます。
おマケもモーターは、こんな感じです。
色使いの素敵なこと(^^)
説明書は、折り目からしてテキトーです。

こちらでも「日本一流高科技術製造」なんて書いてあります。
塗装やモーターについては、タミヤの名前がそのまま使われています。
ステッカーは、、、まぁこんな物でしょう。
 総括、という程ではありませんが
以前の物に比べますと、キット自体は少しは良くなっているようです。
しかし、日本との技術提携製品であるかのように装っている点で、以前より悪質であると思います。

中国の「ディズニーランドのパクリ遊園地」のニュースは記憶に新しいところです。
その他、映画のソフトや二輪車など、中国製の海賊版問題は後を絶ちません。
北京オリンピックを1年後に控え急速な発展を続ける中国ですが、まだまだ世界の常識の通じない国であるようです、、、

後日、実際に組み上げたら、またご報告したいと思います。

カッチャンさん、どうもありがとうございました(^^)

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2007.8.16 公開